病や賭け事などのしがらみも断ち切る「縁切り地蔵」福岡県



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良い縁もあれば、悪い縁もあります。

 

人と人とは出会い、別れを繰り返していきます。その中には、そもそも出会いたくもなかったというような悪い縁もあって、一刻も早く「切りたい!」と願っている人もいるでしょう。

あるいは物との関わり合いもそうです。ギャンブル、過分なお酒、などなど――。

 

そんな悪縁とサヨナラしたいなら、福岡県は早良区を訪ね、「野芥縁切地蔵尊」にお参りしていきましょう。ところで、なぜこのお地蔵さんが、縁切りのご利益を持つのでしょう?

 

<「縁切り地蔵」のヒストリー>

時は奈良時代に遡ります。とある男女の縁組が決まり、いよいよ輿入れという日になって青年が逃げ出してしまいました。

そのまま行方知れずに――。そこでその青年の父は「息子は急死した」とお嫁さんに告げ、ショックを受けた彼女は、自害してしまったそうです。

 

その青年の父が吐いた嘘のために(というか逃げ出した青年のために)絶望して亡くなった女性を不憫に思い、地元の村人たちが作ったのが――この「縁切り地蔵」だそうです。

 

それにしても、なぜ青年は逃げ出したのか…そのあたりの事情は、永遠に藪の中です。

 

<切実な縁切りの願いに溢れる絵馬も>

縁切り地蔵さんの御姿は、ちょっと異様です。なんというか、もう、ズタズタ。というのも、これは、「お地蔵さんの体を削って相手に飲ませると縁が切れるから」と言われているからです。

いったい、これまでにどれだけの人が悪縁切りを求めてこのお地蔵様を訪ねてきたのでしょうか。実になんとも、人間世界の業の深さというものを感じさせられます。

 

また、周りにある絵馬や封筒には、「**と絶縁したい」「パチンコをやめられますように」「病気との縁が断たれますように」「ストーカーとの縁が切れますように」といった、おどろおどろしいような切実な願いが書かれていたりします。

奇妙な雰囲気が流れる場所ではありますが、それだけにいかにも悪縁切りにご利益がありそうな、そんな感じもします。


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