お地蔵さんと「閻魔大王」は仏教的に同じ位!?



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私たちが死後、天国か地獄へ行くかを決めるのは、六道の裁判長、閻魔大王だと言われています。

その閻魔大王とお地蔵さんが同じ存在である、という説を、知っていましたか?

 

<お地蔵さんは弁護士!? でも閻魔大王も…>

天国に行けるのは、現世での行いが正しく、清らかな心を持った者です。そして、地獄に落とされるのは、その反対の者。

我々が死後に出会う裁判長、閻魔大王は、その手元の閻魔帳に記されたかの者のあらゆる行いを見て、その判決を下す――と言われていますね。

 

みなさんは果たして、本当に何事にも清廉潔白な人生を送ってきたでしょうか? おそらく「まさか…」と言われる方がほとんどかと思います。

しかし地獄に落ちてしまえば、もう、どうしようもありません。そこで我々を弁護してくれるのが、お地蔵さんなのです。

 

生前、路傍や神社のお地蔵さんに欠かさずお参りし、善行を重ねた者は、やはり弁護士たるお地蔵さんも、きちんと閻魔大王に対して「かの者は生前…」と縷々、弁護してくれるというわけです。

 

そして、実は閻魔大王もまた、お地蔵さんの化身だと言われています。つまり、裁きを与える者と弁護する者、それぞれが同一の存在なのです。

そのため、日々徳を積んできた人間は地獄を免れるどころか、娑婆へ蘇ることができるかもしれない――という言い伝え(あるいは、かくあって欲しいという人々の「願い」)により、地蔵信仰は民間に広く支持されるようになったのでしょう。

 

実際、生前にお地蔵さんに熱心にお参りしたおかげで冥界から生き返ったという話も「今昔物語集」などには少なくありません。

 

何か物事にあたるとき、これは善いことだろうか、悪いことだろうかと、いちいち考える人はあるいはそう多くないかもしれませんが、ひとまずは何をした後でもお地蔵さんにお参りしておけば、閻魔帳には良い記録がついて、帳尻は合ってくるかもしれません。

もちろん、信じるか信じないかは、あなた次第というわけですが。


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